みなさん紫外線対策はもうしていますか?まだ春だから、と油断してはいませんか?
紫外線のダメージは蓄積されていくものです。夏の日差しが厳しくなってからでは、かなり遅いのです。具体的には、3月頃から紫外線対策をし始めるのが良いんですよ。3月の紫外線量は、残暑の厳しい9月頃と同じらしいのです。
今回は春から紫外線対策をはじめるにあたって、知っておきたい4つのポイントをまとめてみました!
▶︎紫外線対策の基本、日焼け止め
まずは、紫外線対策の基本の日焼け止めです。前述の通り、3月頃からはだんだん天気も良くなり、紫外線量が急激に増えるの手間、はやめに日焼け止めを使用していきましょう。まだまだ気温が低いから、と油断する日があってはいけません。
そして、顔表面に塗るのはもちろんのことですが、忘れてはいけないのがうなじやデコルテなどの部分です。春になり暖かくなるとファッションもがらりと変わる時期です。鏡で全身をチェックして、肌が見えているところは全て日焼け止めを塗りましょう。
▶︎日焼け止めの選び方
日焼け止めには大きくわけて2種類あります。「ケミカル」と「ノンケミカル」です。
ケミカルとは、紫外線吸収剤の日焼け止めのことです。紫外線があたると肌表面で化学反応を起こし、肌に直接紫外線を届かせないというものです。水や汗で崩れにくく、サラッとした塗り心地のものが多いためよく選ばれている日焼け止めです。しかし、肌に一度に紫外線が吸収されるので敏感肌の方は肌トラブルがこわくて使えないかもしれません。
ノンケミカルとは、紫外線散乱剤の日焼け止めのことです。紫外線を肌表面で反射させることで紫外線を跳ね返すものです。ケミカルとは違い、成分が変化するということがないので肌の刺激が少なく、効果もケミカルより長持ちします。紫外線を跳ね返すので、肌へ吸収されることがないのも良い点です。ただ、ベタつきや白浮きが気になるものが多く、水や汗ですぐ崩れてしまうので少し使いづらいかもしれません。
ケミカルとノンケミカルの特徴を知って、自分に合った日焼け止めを選んでみてください。
▶︎紫外線は目からも日焼けする
日焼け止めや日傘、手袋で紫外線対策をすれば、完璧と思うかもしれませんが、意外な目から日焼けするって知ってましたか?実は、目から紫外線が入ると、脳がシミのもとになるメラニン色素を作り出せ、と命令を出してしまうのです。そうすると、完璧と思って肌の紫外線対策をしていても、日光を浴びていなくても日焼けして黒くなってしまったり、シミができる原因にもなってしまうのです。意外と重要な目を守るために、サングラスやメガネ、コンタクトも紫外線カット機能のあるものを選びたいですね。
▶︎紫外線対策に効果のある食べ物
紫外線対策の食べ物として大事なのは、新陳代謝をあげること、シミやくすみの原因になる活性酸素の働きを抑えること、そして紫外線によって破壊されるコラーゲンを生成することです。これらの食べ物は紫外線対策だけでなく、肌の免疫力もアップでき、ハリも作り出すことができるので、肌トラブルを軽減することにもつながります。
ビタミンC
キャベツ、赤ピーマン、カリフラワー、レモンなど
ビタミンCはコラーゲンを作るもととなる大事な栄養素です。もちろんシミやくすみの予防にも効果的です。
リコピン
トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツなど
シミのもととなるチロシナーゼの働きを抑えてくれます。優れた抗酸化作用で老化防止にも効果的です。
ポリフェノール
ワイン、緑茶、ブルーベリー、大豆など
ポリフェノールは抗酸化作用に加え、抗菌作用もあります。美肌に良いと最近話題で、シミ、しわ、たるみに効果的とされています。