まだまだ暑いが続いていますが、夜はぐっと気温が下がるようになりました。身体が気温差に対応できずに、だるさを感じたり風邪をひきやすくなったりします。夏から夏の終わりにかけては、暑さで食欲が落ちたり、プールや海などで体力を消耗したりします。睡眠や食事をしっかり十分にとり、元気に過ごしましょう!
暑さに負けず元気に過ごすポイント
夏の暑さに負けず元気に毎日を過ごすための基本的なポイントが4つあります。
◎水分補給
大量に汗をかくと、脱水症状をおこし熱中症の原因にもなります。コーヒーやジュースなどではなく、イオン飲料やお茶、水などでこまめな水分補給を心がけましょう。
◎皮膚のケア
じめじめした暑さで汗をかきやすくなりますが、放っておくと汗が冷えて風邪をひいてしまったりする原因になります。こまめに汗を拭いたり、シャワーを浴びたりして、皮膚を清潔に保ちましょう。
◎紫外線対策
外出時は帽子や日傘などを活用し、日焼け止めをぬるなどの紫外線対策も忘れずにしましょう。少し涼しくなってきたなと感じても、9月10月の紫外線量やさは夏時期とさほど変わりません。油断していると紫外線をどんどん吸収してしまうので気をつけましょう。プールや海、山などに行く時は、直射日光に長時間なるべく当たらないようにすることも大切です。
◎室温管理
日本の気候にありがちな高音・多湿など、条件がそろえば室内でも熱中症はおこります。近年、高齢者や子どもだけでなく室内での熱中症患者が増えてきているようです。エアコンや除湿器などは上手に使いましょう。
◎バランスの良い食事
夏はそうめんや冷やし中華など、冷たい炭水化物にかたよった食事になりがちです。もともと不足しがちなタンパク質やビタミン、ミネラルなどは、もっと不足してしまい、栄養バランスが崩れ夏バテや、夏の疲れがなかなかとれない、という身体になってしまいます。
肉や魚、大豆製品を取り入れた1品に加え、野菜や果物も積極的に食べましょう。暑さで食欲がないときは、香味野菜やスパイスの活用もおすすめです。
また、冷たいものばかり食べていると胃腸の働きが弱まり、夏のだるさの原因になります。冷たいものばかりではなく、温かい料理も味わうようにしましょう。