今回は、毛髪について詳しく紹介していきます!
毛髪の発生メカニズムについて
髪の毛が、いつ生え変わったり「軟毛」「硬毛」への変化などを、紹介していきます。
胎児は4〜5カ月で、ほぼ全身に「橇毛」と言われる発毛があり、一時的に顔までにまで生えてきます。
誕生が近くにつれて徐々にぬけて、「軟毛」に生え変わり産まれてきます。そして生後5〜6カ月で「硬毛」に生え変わります。
髪が生えてくる毛包の数は、誕生した時から決まっていて、悲し事に増加することはありません。
思春期が一生で一番成長しており毛髪の量が、多いと言われておりますが、同時に男の子だと男性ホルモンも多くなってきて頭皮の汚れも溜まりやすくなってきます。
やがて、この硬毛も毛周期によってハリコシが無くなり細くなったりして、老化をしていきます。
毛母細胞の働き
毛乳頭を取り巻くように接して分裂している細胞を、毛母細胞といいます。
毛母細胞は絶えず分裂を繰り返しながら、毛球に溜まって次の細胞に備えその一方で、髪の毛細胞としても機能しています。
毛母細胞には、色素がありその量や色調や、割合によって髪の毛の色が決まります。赤みが強い髪、青みが強いなどです。具体的に言うと、毛母細胞の色素が赤みよりだとアッシュ系の色が出にくい、落ちやすく感じてしますなどです。
髪の毛ってどうなってるの?
髪の毛は簡単に説明すると、3つの層に分かれています。1つ1つにしっかりと役割をもっていています。
「キューティクル」
髪の毛のツヤや手触り、硬さに影響します。髪の毛の内部を保護する役割があります。またトリートメントをしっかりする事によって、キューティクルが整いカラーの退色、パーマの持ちも良くなります。
「コルティクス」
縦に連なる繊維状のもの集まりで、強度を保つ役割があります。髪の毛が細い人は、髪全体の繊維が小さいのではなくコルティクスの繊維の数によって、髪の毛太さが違ってきます。
「メデュラ」
髪の毛の中心にあります。
細い髪の毛には、なかったり途中で切れている場合があります。
髪にとって大切なCMC脂質とは?
髪の毛の中に、わずか3.5パーセントしか含まれていない成分なのですが、たんぱく質や水分を保持する大切な役割があります。
キューティクル同士、コルティクス同士をくっつけています。カラーリングやパーマによる影響を初めにうけて、さらに年齢とともに減少していく成分です。
またお店では、必ず髪の毛ダメージが出ている方には、施術前に、CMC脂質を補うトリートメントをしてカラーリングやパーマをされたお客様でも健康な髪でいてもらえてるように、させていただいてます。
髪は年齢とともに傷みやすくなる?
最近では、ヘッドスパなどで頭皮のエイジングケアが広まりましたが、頭皮と同じように髪の毛にもエイジングが起きています。
髪の毛内部の脂質成分が、20代から減少して「基礎体力がダウン」します。ヘアカラーやパーマ、日々のさまざまなダメージの影響を受けやすくなります。
髪の毛が細くなった、ボリュームがなくなったなどの見た目の変化を感じる前から、髪の毛内部ではじまってきるエイジング。内部脂質を補うサロンのシステムトリートメントなどでケアもオススメです。
また髪の毛のエイジングが、進むと髪の毛内部の密度なくなり髪の毛が丸い円形を保てず潰れて楕円形になり、『年と共に髪がうねる』『髪の毛がまとまり辛い』『収まりが良くない』など後天性の癖が出てきます。
年齢と共にケアを変えていくのもとても大切な部分になってきますね!