今現在、2人に1人がなると言われている『癌』
昔は癌になる方がそんなに多くなかったと思います。
今、癌になる方が増えた原因として、考えられるのが、『食生活』
確かに、日本は欧米化してますよね。
昔のように和食だけ…じゃなく、最近は、肉を良く食べている方が増えてるんじゃないでしょうか?
でも、だからと言って食べないと力がつきませんよね??
そこで、日頃から食べている、『えのき』
実はこの、キノコ類が癌予防になるの知ってますか⁈
今日は、えのきについて、紹介していきたいと思います。
エノキとは?
長野県特産であるエノキは、全国の人達に親しまれていますが、長野県民は、もっとも良く食べるキノコ類です。
そのお陰なのか、全国で癌になりにくい県民ナンバーワンです。
エノキをほとんど食べない人〔月に3日以下〕の危険度を100とすると、
週1から2日食べる人の危険度55、週3日以上食べる人では47だそうです。
エノキが、癌に効くというのはエノキに含まれるEA6という糖タンパクにあります。
生体の免疫を高めることにより、ガン細胞の増殖を防ぐものです。
活性酸素の活動を抑える、抗酸化作用もあります。
エノキ茸の成分と効果
エノキ茸は、100グラムあたり、22キロカロリーで、食物繊維を豊富に含んでいます。
食物繊維含有量は100グラムあたり、3.9グラムで、キノコ類の中でも豊富な部類に入ります。
また、
キノコキトサン〔キトグルカン〕
と呼ばれる成分が含まれており、
キノコキトサンはβグルカンやキトサンなど、多糖類が複合したもので、食物繊維の一種
として、扱われています。
そのため整腸作用があり、腸内で、脂肪や有害物資を吸着排泄、腸内善玉菌の増加に役立つと考えられています。
エノキダケは、排便を助けるだけでなく、腸をきれいにする腸内環境を整える働きがあることから、便秘の改善に高い効果が期待されています。
エノキダケに含まれているキノコキトサンの構成物質である、βグルカンや、キトサンには、免疫細胞の活性化、インターフェロンの生成促進作用があります。
また、老廃物や毒素などの排出を促す働きや、腸内フローラ改善にも役立っているので相乗して、免疫力向上に役立つと考えられています。
近年はエノキダケに含まれている、
『EA6』という糖タンパク質
に、ガン抑制効果が期待されています。
マウスを使った実験では、体重1キログラムに対して、EA6を10ミリグラムを10日間投与した場合にガン増殖を12%抑制できたこと、投与量と比例して最大59%まで、癌細胞増殖を抑制できたことが報告されています。
エノキダケは、100グラム当たり1.1ミリグラムと、鉄分を豊富に含んでいます。
この鉄分含有量は、多いとされる、クレソンや春菊などとほぼ同等ですし、葉酸や亜鉛など、造血に関わる成分も含まれています。
そのため貧血予防にもエノキダケは役立つ食材と言われています。
妊婦さんの葉酸補給源としてもオススメですよ。
エノキには、中々取ることの出来ない、ナイアシン〔ビタミンB3〕が100グラム中6.8mgと非常に多く含まれていますので、アルコールを分解を助けてくれるので二日酔い予防によく取り入れられてる成分なのですが、毛細血管拡張作用や血液サラサラ効果もあると言われています。
エノキダケにはGABAとパントテン酸が含まれています。
GABAは交感神経の興奮を抑える神経伝達物質の1つで、リラックスや精神安定に役立つ成分と考えられています。
パントテン酸はビタミンB 5とも呼ばれる水溶性ビタミンで、代謝やホルモン、神経伝達物質などの合成に関わる栄養素です。
ストレスを緩和するために分泌される副腎皮質ホルモン合成もサポートする働きもあることから、ストレス耐性をアップさせると考えられ、『抗ストレスビタミン』とも呼ばれています。
エノキの簡単レシピ
少し前に、『エノキ氷』の人気でてましたね。
料理や味噌汁に入れるだけで手軽にエノキが食べられるので、是非作ってみてください。
エノキ300グラム
水400ml
をミキサーでペースト状にした後、鍋に移して弱火で60分似た後に凍らせたものです。
60分間煮るというところに面倒くさいと思う方もいらっしゃると思いますが、煮る、凍らせるといった工程が大事なのです。凍らせると、栄養が2倍になると言われているので、効果も期待できますよ。
エノキのまとめ
とてもとても小さいエノキですが、ガン抑制効果があったり、ストレス緩和効果があったり、体にとってもいい成分が盛りだくさんです。
エノキは味に癖がほとんどないので
、毎日のスープや煮物、炒め物にも幅広くお使い頂けますので、積極的にエノキダケ使ってより健康になって下さいね。