「七草粥」は、今年1年の無病息災を願って1月7日の朝に食べる、日本の古き良き風習です。
その歴史はなんと、平安時代からだそうです。
お正月や、忘年会、新年会など、年末年始は食生活が乱れがちなので、疲れた胃腸を休めるためでもあるそうですが、なんと美肌にも良いそうですよ!
☆七草粥で美肌になる!
1.せり
肝臓や大腸・小腸に溜まった、余分な熱や毒素を取り除いてくれると言われています。
デトックス効果で、暴飲暴食で溜まったものを出してしまいましょう。
2.なずな
粘膜の免疫力を高めてくれる、ビタミンAやビタミンCが豊富で、風邪予防に良いです。
ビタミンAやビタミンCは抗酸化作用や美白効果など、美肌にも嬉しい効果がたくさん!
3.ごぎょう
気管支炎やのどの痛み、皮膚トラブルに効果的なキク科の植物です。
「肺の華は肌」という言葉があるように、気管支や肺が健康であれば肌も美しくなると言われています。
4.はこべら
解毒や消炎作用があるため、歯槽膿漏や皮膚炎に外用の薬草として使われていたそうです。
食べ過ぎで口内炎ができてしまった人にもおすすめです。
5.ほとけのざ
整腸作用があるため、胃腸を健康に保ってくれる効果があります。
暴飲暴食で疲れた胃腸を労ってあげましょう。
6.すずな
すずなはカブのことです。
消化を助けてくれる作用があるため、便秘などに効果的です。
冷えが気になる人には、身体を冷やさない食材なので、大根よりカブがおすすめ。
7.すずしろ
すずしろは大根のことです。
すずしろも消化を助けてくれる作用があります。
すずなと違い、身体を冷やす作用があるため、食べ過ぎによって身体に溜まってしまった熱を出してくれる効果があります。
お腹のガスやゲップが気になる方におすすめです。
いかがでしたか?
生薬として使われる野草も入った七草粥は、まさに「美肌粥」です。
昔からの知恵で、内面からの美しさを手に入れてみせんか?
七草粥で身体の疲れもしっかりとってから、今年もまた1年、気持ちよく学校や仕事に行きたいですね!