どれだけ温めても、手足が冷たくて冷たくてどうしようもない!という冷え性の方へ。
その冷え性、お風呂の入り方にひと工夫すれば改善できるかもしれません。
今回は、今日の入浴からすぐにでもできる簡単な工夫をご紹介します!
冷え性とは?
まず冷え性とは、手足が温まらず冷えた感覚がずっと続いている状態をいいます。
その原因となるのは、体温調節をしてくれる自律神経が乱れていたり、血行不良などがあげられます。
しかし、実はほとんどの人は、冷たい外気に手足が触れて、「冷え」を感じているだけとも言われています。
冷え性の多くの人は、単に皮膚の表面が冷たくなっているだけなので、血行などはそこまで問題のない人がほとんどなんです。
ということは、多くの冷え性の人に言えるのは、そこまで深刻ではないということ。
少しだけ血流を促して、手足に温かい血液が行き届くようにすれば身体全体が温かくなり、冷え性は楽になっていきます。
冷え性改善のお風呂の入り方!
お風呂は身体を温めるのに最適な方法です。
しかし、いつもの入浴にひと工夫プラスすることで、もっと冷え性の改善に効果が期待できます。
・やや熱めのお湯で全身を温める
やや熱めの41度〜42度くらいで、少し長めに浸かっていると、血管が拡張している時間が長くなります。
41度なら15分、42度なら10分程度がおすすめです。
・入浴剤を使う
保温系の入浴剤を使えばさらに温かさがアップ!
やはり少し長めに浸かって血管を拡張させましょう。
・入浴後にストレッチ
入浴後に簡単なストレッチをすると、筋肉が動かされるので、熱が作られ、さらに身体が温まります。
・入浴後のマッサージ
入浴後のマッサージをするのも、血流量を増やすのにとても有効です。
足首や脇の付近など、リンパの詰まりやすいところのマッサージがおすすめです。
・足指と手指の曲げ伸ばし
手足の指や手首・足首の曲げ伸ばしの運動を入浴中や入浴後に行いましょう。
曲げ伸ばしで動かしてあげることで流れが良くなっていきます。
いくつかご紹介したこの方法の中で、できそうなことから続けていれば、それまで縮まっていた血管が日に日に拡張され、指先まで温かい血液が流れるようになっていきます。
これが習慣になっていけば、きっと手足の冷え性も改善されますよ!