☆人間の活動の基本となる3大栄養素
戦後、食糧不足で食べるものもままならない時代がありました。
そのため、生きるための3大栄養素である、
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
の摂取を政府から国民に呼びかけました。
3大栄養素は身体を作り、働くためのエネルギーを作り出す、生きてく上で無くてはならない大切な栄養素です。
☆5大栄養素
その後、日本も豊かになり生活習慣病が増え始めた頃、政府は5大栄養素の摂取を呼びかけ始めました。
・ビタミン
・ミネラル
の補給です。
必須ビタミン13種・必須ミネラル16種のせを呼びかけました。
しかし、実際体内の細胞をサポートする補酵素と呼ばれる、ビタミン・ミネラルはもっとたくさんあります。
100種類以上発見されている、ビタミンやミネラルがどのように人体に作用しているかはまだまだ未解明の部分が多いのも現状です。
微量元素と言われている、ビタミンやミネラルの不足が栄養素不足につながるのです。
その1つの原因は土壌の問題。
見た目のキレイな野菜を作るために、水耕農法や科学肥料の大量使用などで、土壌の栄養はここ50年で半分以下になっていると言われています。
見た目は良くても中身がスカスカ。
こんな食事をしていれば、栄養不足になるのも当たり前です。
さらに輸入野菜や果実、ハウス栽培、季節感もなくなり、身体のバランスが狂う一方です。
冬の食べ物は身体を温める。
夏の食べ物は身体を冷やす。
地産季節消費を行うと自然に身体のバランスを調整して健康に導いてくれるものなのです。
そして、3大栄養素は現代食ならどんな食事をしても不足することはまず考えられません。
3大栄養素は無視するくらいの気持ちで、他のビタミンやミネラルなどの不足しがちな栄養素を意識して摂取しましょう!