最近はヨガやジムで身体に気を使ってる人が多いですよね。
そんな中、料理でも様々な油の名前を聞きますよね。
油と聞くと高コレステロールが引き起こす様々な体への悪影響が心配されていましたが、
近年は身体への影響がプラスの油が沢山でてきました。
オリーブオイルやココナッツオイル、、
今回は亜麻仁油についてです!
亜麻仁油(アマニユ)とは
亜麻仁油とは成熟した亜麻という植物から抽出される黄金色の油になります!
ちなみに、日本では北海道でのみ栽培されていて、亜麻の茎の部分は繊維製品として上質なリネンとして衣類や寝具につかわれています。
英語ではフラックスシードオイルと呼ばれ、海外でも亜麻仁油の健康効果は話題になっております。
脳に良い?!
亜麻仁油にはαリノレン酸というオメガ3系の脂肪酸が豊富に含まれていて、体内でDHAに変換されます。
DHAは脳に作用する働きがあるので、記憶力や学習能力のアップといった、
脳機能の向上
認知症の予防
につながると言われています。
血中の脂肪やコレステロール値を下げる
αリノレン酸には血中の脂肪やコレステロール値を下げる働きもあり、それは
動脈硬化や心筋梗塞などの心疾患
脳梗塞などの脳血管疾患
のリスクを軽減することにつながります。
アトピーやアレルギーの予防、改善
オメガ6に含まれるリノール酸を摂りすぎると、体内で炎症を引き起こしてアトピーやアレルギーの原因となります。
亜麻仁油のαリノレン酸は、リノール酸が炎症物質へと変換されるのを防ぐ働きをします。
アトピーの場合は直接皮膚に塗って、保湿剤としても効果があります。
便秘改善
油は適度に摂取しないと、食べかすが腸内に張り付き便秘になってしまう上に腸壁が荒れてしまいます。
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸の一種であるEPAは、便秘薬にも配合されており、腸内の炎症を抑えて善玉菌を増やし、血液の流れを良くして腸内環境を整える働きをします。
とっても嬉しいダイエット効果
これは亜麻仁油の
血流促進効果
中性脂肪の代謝や合成を抑制する働き
便秘改善効果
によるものです。しかし、あくまで今まで過剰に摂取していたオメガ6を亜麻仁油へ置き換える事で期待できる効果となります。
オメガ6の摂取量をそのままに、亜麻仁油をプラスで摂取するとカロリーオーバーになるので注意してください
女性ホルモン調整効果
ホルモンバランスの乱れによる不調を改善することができます!
女性ホルモンのエストロゲンは、過剰になりすぎても不足しても女性の体に不調をきたします。エストロゲンのバランスの乱れが引き起こす影響についてまとめてみました。
エストロゲンが過剰で起こる身体への影響
生理痛がひどくなる
乳がんや子宮内膜がん、子宮筋腫などのリスクがたかまる(乳腺や子宮に負担がかかりやすくなるため)
エストロゲンが不足して起こる身体への影響
生理不順、無月経、不妊などの生殖機能の低下
肌荒れ
イライラしやすくなる
ホルモンバランスが乱れる主な要因として
睡眠不足
食生活の乱れ
ストレス
冷え
があげられます。
つまりそれだけホルモンバランスは乱れやすいのです。
抗酸化作用でアンチエイジング効果も!
リグナンには抗酸化作用もあります。
細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果もあります。
亜麻仁油の注意点
たっぷりと身体への良い効果を理解してもらったと思います。
しかし亜麻仁油は使い方を間違えると身体への影響は悪い油になります。
酸化しやすい
空気に触れると非常に酸化しやすいのです。
酸化の進んだ油には、活性酸素という、身体への酸化を進める有害物質が含まれています
光に弱い
空気に触れるだけでなく、光にあたる事でも酸化がすすみます。
高温に弱い
高温で扱うと酸化が進みます。
嬉しい効果たっぷりの亜麻仁油使用法に注意してこれから取り入れてみてはいかがですか?!