NYから流行していて、今日本でもモデルさんや女優さんの間で「タイガーナッツ」というものが、流行していますね。「タイガーナッツ」と聞くとナッツ類のように感じてしまいますが、実は違うんです。
今日は、その「タイガーナッツ」についてお答えしたいと思います。
タイガーナッツとは?
エジプトを始め、主に北アメリカを原産地とするタイガーナッツは、その名にこそ、ナッツとありますが、見かけだけで実際は根菜類です。
「カヤツリグサ」という、植物の地下茎に出来る、塊の事なのです。
アフリカでは、200万年以上前から治療のために食されてきた伝統食で、古代エジプトでも今貴重な栄養食であったそうです。なので、人類最古の栽培食物の1つと言われています。
タイガーナッツに含まれる、3大栄養素の比率としては、脂質約50%、炭水化物約40%、タンパク質約6%ですが、脂質の約7割が、オレイン酸と言われており、炭水化物に関しても、難消化性デンプンの比率が高く太りにくいと言われています。
どのタイミングで食べるの?
タイガーナッツは、食物繊維がとても豊富なので、ダイエット目的で、食べるのであれば、直前にタイガーナッツを食べると脂肪の吸収を抑えることができます。
なぜ、食前に、食べるのかというと、タイガーナッツは先ほどナッツではなく、野菜類の仲間だと説明しましたが、食事をする前に1番初めにサラダを食べると、血糖値の上昇を防ぐと言う事はご存知でしょうか?
タイガーナッツにも同じことが言えて、食事の前に食べておくだけで血糖値の上昇をゆるやかにし、太りにくくする働きがあるのです。野菜が大好きな人は、毎日の食事にサラダを取り入れても、苦にならないと思いますが、野菜嫌いの人には正直、毎日サラダを食べるのは辛いですよね。
その点タイガーナッツには、野菜とは味が異なり、ナッツに近い味ですので、野菜嫌いの人でも食べやすいです。
摂取量は?1度にどれ位食べれば良いの?
1日の目安の量は特に決まっていませんが、目安としてタイガーナッツ20粒を食べると、ごぼう1本分の食物繊維が摂取できるそうです。
しかし、タイガーナッツにはビタミンEも豊富に含まれていて、ビタミンEは若返りの成分とも言われ体にとても良いのですが、その一方で食べ過ぎは骨粗相症の危険があるとも、されているんです。
ビタミンEの含有料を見てみると、約8粒食べれば、1日に必要なビタミンEが摂取できます。
では、ここで、だれでも簡単に摂取出来るタイガーナッツを使ったレシピをご紹介したいと思います。
タイガーナッツを生かしたレシピ
元々、タイガーナッツを粉末にして飲み物として摂る方法が海外では主流なのだそうです。
タイガーナッツミルク リメンバーザレモン
①一晩水に浸したタイガーナッツに水を加え、ブレンダーやミキサーで撹拌します。
②よく混ざったら漉して完成!
③お好みでシナモンなどのスパイスを入れてもいいですよ。
タイガーナッツそのものに甘さがあるので糖分を加える必要はありません。
液体にすればかなり飲みやすくなりますよね?
アーモンドミルクのようなイメージです。
これなら食感が苦手な人も大丈夫ですね。
タイガーナッツのまとめ
手軽に摘んででも食べられるので、つい食べ過ぎてしまいそうですが、ナッツ類よりは低いとはいえ、高カロリーなので、食べ過ぎに注意しましょう。
栄養が豊富といっても、万能食材ではありませんので、サプリメント感覚で
普段の食事の補助的な役割で考える必要があります。
あなたも是非、普段の食事にプラスして摂り入れてみましょう。